【防災の日】防災リュックに着替えは何枚必要?災害時の衣類とメリノウールという選択

【防災の日】「1枚のTシャツ」が命を救う?災害時にメリノウールを選ぶべき理由 - C-one ONLINE STORE
9月1日は「防災の日」

水や非常食、懐中電灯、モバイルバッテリー。 防災リュックの中身を思い浮かべたとき、こうしたものはすぐに出てくるかもしれません。

では、「着替え」は何枚入っていますか?

Tシャツは何枚必要なのか。下着や靴下はどうするのか。 半袖だけでいいのか、それとも長袖も必要なのか。 そして、限られた荷物の中で、どんな素材の服を選べばいいのでしょうか。

9月1日の「防災の日」を前に、今回は非常持ち出し袋・防災リュックの 「衣類の備え」について考えてみます。

防災リュックに「衣類」も必要?

災害への備えというと、水や食料を最優先に考えるのは当然です。 一方で、避難が長引けば、着替えや衣類も生活に欠かせないものになります。

消防庁が示す非常持ち出し品の例には、飲料水や食品、救急用品などと並んで、 衣類・下着・毛布・タオルなどが含まれています。 また東京都も、長期間の避難が想定される場合の持ち出し品として 「着替え」を挙げています。

災害の種類や住んでいる地域によっては、自宅で過ごせるとは限りません。 避難所への移動、車中泊、停電や断水など、 普段とは違う環境で過ごすことも考えられます。

衣類について想定しておきたいこと
  • すぐに洗濯できない可能性がある
  • 汗をかいても、すぐに着替えられないことがある
  • 昼と夜で気温が大きく変わる場合がある
  • 冷暖房が十分に使えない可能性がある
  • 避難時に持ち運べる荷物には限りがある

だからこそ、防災リュックを見直すときには、 「着替えが入っているか」だけではなく、 「何を、どのくらい入れておくか」まで一度考えておくことが大切です。

防災リュックの着替えは何枚必要?

実は、一般の成人について 「Tシャツは○枚、下着は○枚」と全国共通で決められた枚数があるわけではありません。

必要な衣類は、家族構成、季節、地域、避難方法、避難期間、 体調などによって大きく変わるからです。

そこで、まず自分の防災リュックを見直すための ひとつの準備例として考えてみましょう。

防災リュックの「着替え」準備例
T
Tシャツ・肌着
1〜2枚を目安に
汗・乾きやすさ・ニオイなども考えて選ぶ
IN
下着
2〜3枚を目安に
衛生面を考え、比較的優先度を高めに
SO
靴下
2〜3足を目安に
雨や汗で濡れることも想定しておく
LS
長袖
1枚あると便利
朝晩の冷えや日差し、冷房対策にも
+
羽織り
季節に合わせて
カーディガンや軽い防寒着など
TO
タオル
1〜2枚を目安に
汗拭き・防寒などさまざまな用途に

※上記は公的機関が定める必須枚数ではなく、C-oneが防災リュックを見直す際の 一例としてまとめたものです。必要量は家族構成、年齢、季節、地域、 避難期間などに合わせて調整してください。

「たくさん入れる」ことが正解とは限らない

心配だからと衣類を何枚も詰め込めば安心に思えますが、 非常持ち出し袋は、実際に自分で持って避難することを想定する必要があります。

東京都も非常用持ち出し品について、 動きにくくなるほど重くしないことを呼びかけています。

だからこそ大切なのは、単純に枚数を増やすことではありません。

「少ない枚数でも、できるだけ快適に着られる服を選ぶ」

という視点も、防災リュックを考えるうえで役立ちます。

防災用の服を選ぶときに考えたい5つのポイント

普段は、デザインや色、シルエットを基準に服を選ぶことが多いと思います。 しかし、非常時の衣類には少し違った視点も必要です。

01
汗や湿気に対応しやすいこと 避難のために歩いたり荷物を運んだりすると、 季節を問わず汗をかくことがあります。 肌に触れる衣類は、汗や湿気への対応も考えて選びたいところです。
02
ニオイが気になりにくいこと 断水などによって、普段のように毎日洗濯できない可能性があります。 長時間着ることも考え、ニオイが残りにくい素材は便利です。
03
温度変化に対応しやすいこと 昼夜の寒暖差、冷暖房の有無、屋内と屋外など、 避難時には温度環境が一定とは限りません。
04
長時間着ても負担になりにくいこと 普段以上に長い時間、同じ衣類を着る可能性があります。 肌触りや動きやすさも意外と重要です。
05
できるだけ荷物にならないこと 防災リュックには水や食料、衛生用品なども必要です。 衣類も、薄さや持ち運びやすさを考えて選ぶと荷物を減らしやすくなります。

そこで考えたい「メリノウール」という選択

「ウール」と聞くと、 冬のセーターやコートを思い浮かべる方が多いかもしれません。

しかし、細い繊維を使用したメリノウールは、 Tシャツや肌着、アウトドアウェアなどにも使われている素材です。

メリノウールには、 吸放湿性、温度調節性、防臭性、肌触りのやわらかさ といった特徴があります。

これらは普段の生活だけでなく、 洗濯や温度管理が普段通りにできない可能性のある非常時にも、 相性のよい特徴だと考えられます。

MERINO 01
汗や湿気を調整しやすい

ウール繊維は水蒸気を吸収し、外へ放出する性質があります。 汗や湿気による衣服内の不快感を軽減しやすいことが、 メリノウールの大きな特徴のひとつです。

MERINO 02
ニオイが気になりにくい

ウールは、汗などによるニオイの分子を繊維内部に取り込み、 洗濯時まで閉じ込める性質を持っています。 毎日洗濯できない場面を想定すると、便利な特徴です。

MERINO 03
気温の変化に対応しやすい

ウールは吸放湿性と保温性を併せ持ち、 暑いときにも寒いときにも衣服内の環境を快適に保つのを助けます。 季節の変わり目にも使いやすい素材です。

MERINO 04
細いメリノなら肌当たりもやさしい

一般的なウールの「チクチクする」という印象とは異なり、 繊維の細いメリノウールはしなやかで、 素肌に直接着る衣類にも使われています。

夏の災害でもウール?季節ごとの衣類の考え方

9月1日の「防災の日」はまだ暑さが残る時期です。 そのため、 「防災用としてウールを入れると暑いのでは?」 と感じる方もいるでしょう。

しかし、メリノウールは冬だけの素材ではありません。 薄手のメリノウールは、吸放湿性を生かして 春夏のTシャツやアウトドア用ベースレイヤーにも使われています。

春・夏

汗・蒸れ・冷房との温度差

暑い季節は汗への対応が重要です。 また避難所などでは、屋外の暑さと空調の効いた屋内との 温度差が生じる可能性もあります。 薄手の半袖に、必要に応じて長袖や羽織りを組み合わせると対応しやすくなります。

秋・冬

冷え・寒暖差・重ね着

気温が低い時期は、一枚の厚い服だけに頼るのではなく、 Tシャツや長袖、羽織りなどを重ねて調整できる準備が便利です。 肌に近い一枚の快適性も重要になります。

防災専用の服を新しく買わなくてもいい

ここまで「防災リュックに入れる衣類」について紹介してきましたが、 防災のためだけに、特別なTシャツを買ってしまっておく必要はありません。

普段使っているものを、もしもの時にも。

日常で使っているものやサービスを、 非常時にも役立てるという考え方を 「フェーズフリー」といいます。

「非常時のためにしまい込んでおく服」ではなく、 普段から着ていて、自分に合うことや着心地を知っている服を、 もしもの時にも使えるように考えておく。

これも、無理なく続けやすい防災のひとつです。

防災リュックに入れた衣類は、 長期間そのままにしておけば、季節や体型に合わなくなることもあります。

防災の日をきっかけに、 水や非常食の賞味期限だけではなく、 「今入っている服を、今の自分が本当に着られるか」 も確認してみてはいかがでしょうか。

防災リュックの衣類チェックリスト

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確認するもの チェックしたいこと 見直しポイント
Tシャツ・肌着 汗や湿気に対応しやすいか 長時間着ても快適な素材か確認
下着 必要な替えが入っているか 現在のサイズも確認
靴下 濡れた場合の予備があるか 季節に合う厚さか確認
長袖 朝晩の冷えに対応できるか 夏でも1枚あると調整しやすい
羽織り・防寒着 季節に合っているか 夏用・冬用を定期的に入れ替える
タオル 清潔なものが入っているか 薄手なら荷物を圧迫しにくい
全体の重さ 実際に背負って歩けるか 衣類を詰め込みすぎていないか確認

防災リュックと衣類についてよくある質問

防災リュックに着替えは何日分必要ですか?
一般成人について全国共通の必須枚数が決められているわけではありません。 家族構成、地域、季節、避難期間などに合わせて考えます。 持ち出し袋は自分で持って避難できる重さにする必要があるため、 枚数だけを増やしすぎないことも重要です。
夏の防災リュックにも長袖は必要ですか?
必須とは限りませんが、朝晩の冷え、冷房、日差しなどを考えると、 薄手の長袖や羽織りを1枚用意しておくと温度調整がしやすくなります。 地域や避難方法に合わせて準備しましょう。
メリノウールは夏でも着られますか?
はい。メリノウールには吸放湿性があり、 薄手の生地はTシャツやアウトドア用の衣類として一年を通して使われています。 「ウール=冬物」とは限りません。
防災用のためにメリノウールTシャツを買う必要がありますか?
防災専用として新しい服を用意する必要はありません。 普段から着慣れている服の中から、 汗・温度変化・ニオイ・持ち運びやすさなどを考え、 非常時にも使いやすいものを選んでおく方法もあります。

「いつもの一枚」を、もしもの時にも

災害が起こったとき、最優先すべきなのは安全を確保し、 必要な水や食料、医薬品などを備えることです。

そのうえで、防災リュックをもう一度開いたときには、 ぜひ「服」にも目を向けてみてください。

着替えは入っているか。
今の自分のサイズに合っているか。
季節に合っているか。
そして、洗濯ができない状況でも着やすい一枚か。

特別な「防災服」を増やすのではなく、 普段心地よく着ている服が、もしもの時にも役立つ。

C-oneは、そんな日常と非常時を分けない服のあり方も、 これからの「備え」のひとつだと考えています。

9月1日の防災の日を前に、 今年は非常食や水と一緒に、 防災リュックの「着替え」も見直してみませんか。

普段にも、もしもの時にも。
C-oneのメリノウールTシャツ

C-oneでは、Super100'sの細いメリノウールを使用し、 日本の縫製工場でTシャツをつくっています。 日常の一枚として着心地を楽しみながら、 もしもの時にも頼れる一枚として。

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