C-oneは天然素材のメリノウールの利点と 伸縮性に富んだジャージー素材で着心地を追求

2023.04.13
C-oneは天然素材のメリノウールの利点と 伸縮性に富んだジャージー素材で着心地を追求

メリノウールとは、オーストラリアやニュージランドで飼育されているメリノ種という羊の毛のことです。
羊毛の中で最も高級な一品とされており、高い保温性高い防臭力通気性の良さ肌触りが良いという主な特徴があります。
ジャージー素材とは、編み機の中でも丸編み機を使用して作られる生地のことで、着心地が快適で、生地がしなやか肌触りがよく伸縮性が高いなどの特徴があります。
数あるウール生地の中で、1つずつ見て、触って、何度も確かめながら、下記条件を満たすこの生地にたどり着きました。

メリノウールの特徴
・高い保温性
・高い防臭力
・通気性の良さ
・肌触りが良い
・蒸れの軽減

ジャージー素材の特徴
・着心地が快適
・生地がしなやか
・肌触りが良い
・伸縮性が高い

目指した生地、素材の条件
• SUPER100’sでウール特有の高級感とツヤがある素材
• 家庭用洗剤で洗える素材
• 柔らかいが適度な強度がある
• 透けにくい素材
• 下着っぽくならない素材
• ストレッチ性に優れている。
• イージーオーダーメイドに対応したいので、色が豊富で在庫のある素材

繊細さ、丈夫さを兼ね備え、肌触りの良い、洗濯もできるこだわりの素材

繊細さ、丈夫さを兼ね備え、肌触りの良い、洗濯もできるこだわりの素材

普段遣いするTシャツに、あまりにも繊細さを求めてしまうと強度が足りずにすぐにヘタってしまう。
かといって繊維が太ければチクチクするウール特有のいやな刺激が出てきてしまいます。
そのため、繊細さも丈夫さも兼ね備えて肌触りの良い、そして普通に洗濯できる素材をこだわりました。
多くの生地は、薄すぎたり厚すぎたり、ほどよくアウターにも着れる素材がなかなかありませんでした。
そこでたどり着いた生地規格が、2/72 SUPER100'sウールです。

2/72とは、72番手の細さの糸を2本撚り合わせた色で編まれたカットソー素材で、SUPER100’sは原料自体の繊維の細さです。
この組み合わせで、程よく強度のある繊細さすぐにヘタレない丈夫さウール特有のチクチクする嫌な刺激も抑え激しく動いても問題のないストレッチ性も兼ね備えた至高の生地になりました。
さらに洗濯ネットに裏返して入れれば、他の洗濯物と一緒に洗え、洗濯に気を遣うウール素材でも、普通に洗濯ができるようになりました。
洗った後、すぐにハンガーで干していただければ、縮むことはほぼありません。

ウールの品質を決めるSUPER表記と糸番手

ウールの品質を決めるSUPER表記と糸番手

SUPER表記は、糸の太さではなく原料繊維の細さになります。数字が大きいほど繊細な原料を使用している事になります。
毛織物やニットに使われているウールの原毛の細さを示す単位で、19.75ミクロンをスーパー80(Super 80’s、Super 80s)とし、
原毛の直径が0.5ミクロン細くなるごとに、スーパー表示が10大きくなります。
また糸番手とは1gの原料で何mの糸を作れるかの単位です。
1g=10m=10番手
1g=20m=20番手  数が小さい方が太番手・数が小さいほうが細番手になります。
生地を作る際にどの原料からどのような糸をつくり、どれくらいの糸を使用して、
どういう編み方(織り方)をしたかによって生地の品質が変わります。


ウールの品質は、SUPERと番手の組み合わせで決まります。

一般的にウールセーターは8番手〜20番手ぐらいの糸を使用しています。
ウールスーツは40〜50番手ぐらいの糸を使用します。

C-oneウールTシャツは、72番手2本撚りの SUPER 100’s ウールです。36番手並の太さですが、36番手の1本よりも、72番手を使用していることで柔らかさとしなやかさを表現したこだわりの生地にしています。

夏でも着れるウールの半袖Tシャツ

夏でも着れるウールの半袖Tシャツ

こだわりにこだわったウール素材を使った至高の生地で今までになかったものは何か。
コロナでリモートワークが広がる中、自宅で快適にかつきちんと感のあるもの。ラフすぎずかしこまりすぎずおしゃれに見えて、着心地の良いもの。それが、ウールのTシャツでした。季節は夏に着れるように半袖です。
以前は、コットン素材の半袖Tシャツは存在していましたが、ウールではどのメーカーも手がけていませんでした。
しかも、インナー着用、しかも既存のデザインはクルーネックで衿の詰まった長袖タイプ、Vネック長袖。
それ1枚だけで着用できるTシャツの概念は、当時ウール素材のTシャツには存在しませんでした

ジャケット衿・半袖シャツの誕生

ジャケット衿・半袖シャツの誕生

ビジネスシーンでももっと快適に使えるように、Tシャツの後ろ衿を高くしたデザインにしました。そうすることで、ジャケットの衿に直接首スジが触れない事で汚れない事はもちろん、ジャケットの衿が直接当たらない快適さもあります。

しかし、見た目は普通のTシャツだけど、後ろの衿は高くするため丸首のカーブと衿の幅が変わること、素材の伸縮性がある事で縫製難易度が上がります。衿の前後シワの改善をパターンの形状を少しずつ変えながら作っては繰り返しをし、何度も改良していきました。

また、洗濯時と採寸を繰り返すテストを実施。洗濯ネットに入れて普通に洗えますが、多少の縮みはあり完全にゼロではありません。それを見越して少し大きく作ってあります。使えば使うほどあなたの体のサイズに近づいてきてくれる育てるTシャツです。こうして出来上がった第一号のウールTシャツが、「C HIGH END ウールTシャツ半袖」です。

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