「メリノウール・ウール・カシミヤ、似たようなイメージがあって違いが分からない」とお考えではないでしょうか?
今回は、メリノウール・ウール・カシミヤの違いを紹介いたします。また、メリノウールについては少し詳しく紹介しますので、ぜひご覧ください。
メリノウール・ウール・カシミヤの違いは何?
ここでは、メリノウール・ウール・カシミヤのそれぞれの特徴を紹介いたします。
ウールの特徴
ウールとは、羊毛を原料とする動物繊維です。動物繊維にはヤギ、ウサギ、カイコなどから取れるものもありますが、ウールはその中でも最も多く使用されています。
ウールには次のような特徴があります。
・熱を外へ逃がしにくく、保湿性が高い
・内部の熱を保温して、湿気を逃すため、蒸れにくく、外部から水を弾くため吸湿性が高い
・シワになりにくく、型崩れもしにくい
・薄い膜に覆われているため、汚れにくい
メリノウールの特徴
メリノウールとは、オーストラリアやニュージーランドで飼育されているメリノ種という品種の羊毛を素材としているウールです。 ウールは、羊の種類によって毛質が異なるため、毛の繊維の細さによってランク分けされています。 その中でもメリノウールは他のウールと比べても繊維が非常に細く、機能性もウールより高いため、羊毛の中でも最も高級な素材とされています。
特徴については、ウールと同じではありますが、先ほどお伝えした通り、他のウールよりも機能性は高いです。また、メリノウールだけの次のような特徴があります。
・防臭力があるため、嫌なニオイがしにくい
・肌触りがよく、チクチクしにくい
カシミヤ
カシミヤとは、カシミヤヤギというヤギの毛を原料とした動物繊維です。カシミヤヤギの表面は粗毛の下にあり、柔らかい毛を採取したのがカシミヤです。
軽くて保湿性に優れているため、セーターやマフラー等のアイテムによく使用されています。また、肌触りもよく、光沢があるのも特徴です。カシミヤは希少性によって高級素材の代表格としてあげられます。
メリノウールとカシミヤは非常に似ている部分もあれば、相違点もいくつか存在します。肌触りでいえば、メリノウールよりも優れていると言えます。 希少性では、カシミヤは1年間で採取できる毛の量は非常に少ないですが、メリノウールはカシミヤよりは年間の採取量が多く、価格面ではメリノウールのほうがお買い求めしやすいです。
また、メリノウールのほうが耐久性は優れており、製品にもよりますが、洗濯機で洗えるものも多いです。カシミヤは非常に繊細な素材なので、同様に洗濯すると型崩れを起こすことが多いです。
メリノウールのランク
メリノウールはウールの中でも高級な素材として扱われていますが、そのメリノウールの中でも、繊維の太さによって次のようにランク分けがされています。
・スーパーエクストラファインメリノ(直径16.5~17.5μm)
・エクストラファインメリノ(直径18.5~19.5μm)
・ファインメリノ(直径20~22μm)
・ストロングメリノ(直径23~25μm)
繊維が細いほど、高級と言われています。
メリノウールに関するよくある疑問
ここでは、メリノウールに関するよくある疑問についてお答えいたします。
夏場に着ると暑くないですか?
メリノウールというと、冬に着用するイメージが強いですが、通気性・吸湿性が優れている、抗菌性と防臭性が優れている、温度調節機能が優れているといった理由から、夏にもおすすめの素材です。
詳細は「メリノウールTシャツを夏に着ると暑い?日常生活、ビジネス、アウトドアなどにおすすめな理由を紹介」にて紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
汗をかくとべたつきませんか?
いいえ、汗をかいてもサラサラです!理由は次の通りです。
・繊維の中に汗を吸収し、肌と汗が触れにくい
・汗の蒸発によって起きるゆるやかな気化冷却で快適な衣類内温度を調整し、涼しい状態を保ってくれる
・湿度環境に応じて、浸水性(水を吸う)と撥水性を切り替わるからいつでも快適
チクチクしませんか?
メリノウールは繊維が非常に細いため、他のウール製品と比べてもチクチクはしません。ぜひ、商品を手に取って、手ざわりの良さをぜひ体験してみてください!
洗濯機で洗えない?
メリノウールは繊細な繊維であるため、通常の洗濯方法では型崩れを起こすこともあります。そのため、次のことに気を付けて洗濯機で洗いましょう。
・洗濯ネットを使う
・水と液体中性洗剤を使う
・洗濯モードを「手洗い」または「おしゃれ着洗い」または「ソフト洗い」にする
・風通しの良い場所で干す
メリノウール製品の正しい洗濯方法については「メリノウール製品の正しい洗濯方法とは?洗濯機や手洗いの方法や洗濯頻度について紹介」をぜひご覧ください。
また、C-oneのメリノウール商品は洗濯機で洗えるので、安心してご購入頂けますと幸いです。
C-one取扱いのおすすめのメリノウールTシャツを紹介
ここでは、C-one取扱いのおすすめのメリノウールTシャツを紹介いたします。 C-oneでは柔らかさ、艶感と丈夫さの3つを考えたうえで、ちょうど良いSuper100’sを選んでいます。 気になる商品がありましたら、ぜひ商品ページをご覧ください。
C FLEX ウールTシャツ
肩から袖周りが一体になった形状が腕を動かしやすくストレスフリーでフレキシブルなデザインを表現し、ウール素材で快適さも追求したTシャツ。
一般的なTシャツよりも腕や体の動きに柔軟に対応してくれる革新的なデザインです。特殊な形状により、通常のTシャツよりも腕を動かしやすく、自由自在な動きが可能になります。
さらに、独自の縫製技術により、ストレスのない着心地を実現し、快適な時間を過ごすことができます。C FLEX Tシャツは、高級ウール素材を使用し、日本製で品質にもこだわったC-oneブランドの代表的な商品です。
価格 | 16,500円(税込) |
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サイズ | S・M・L・LL |
素材 | ウール 100% |
原産国 | 日本製 |
C BASIC ウールTシャツ
天然の温度調節ができるファインメリノウール100%の半袖Tシャツ。
カラーバリエーションが全部で5色(ダークネイビー、ロイヤルブルー、ラベンダー、ライトピンク、ダークブラウン)のカラー展開。どんな場面でも合わせることができるTシャツです。メンズ、レディースにこだわらないユニセックスデザイン。
価格 | 13,200円(税込) |
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サイズ | S・M・L・LL |
素材 | ウール 100% |
原産国 | 日本製 |
C HIGH END ウールTシャツ
C HIGH END ウールTシャツは、ジャケットを着用する際にも肌にジャケットが接触しないように、襟周りが高めにデザインされた日本製のアイテムです。
従来のTシャツと比較して、襟への擦れや違和感を軽減することができます。また、上質なファインメリノウールを使用しているため、肌触りが滑らかで、通気性も良く、蒸れにくい素材となっています。
夏場でも快適に着用することができます。日本の職人の手によって作られたこのTシャツは、高品質であり、ジャケットとの相性も良く、ビジネスシーンからカジュアルまで幅広く活躍することができます。
価格 | 13,200円(税込) |
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サイズ | S・M・L・LL |
素材 | ウール 100% |
原産国 | 日本製 |
C HIGH END ウールTシャツ 長袖
天然の温度調節ができるファインメリノウール100%の長袖Tシャツ。
カラーバリエーションが全部で4色(ダークブラウン、モカブラウン、ネイビー、ブラック)のカラー展開。
どんな場面でも合わせることができるTシャツです。メンズ、レディースにこだわらないユニセックスデザイン。日本人の体型に合わせ、ピッタリしすぎない、ほどよいフィット感に設計したシルエット。
このTシャツは、ジャケットを着用する際にも肌にジャケットが接触しないように、襟周りが高めにデザインされた日本製のアイテムです。 従来のTシャツと比較して、襟への擦れや違和感を軽減することができます。
また、上質なファインメリノウールを使用しているため、肌触りが滑らかで、通気性も良く、蒸れにくい素材となっています。 夏場でも快適に着用することができます。日本の職人の手によって作られたこのTシャツは、高品質であり、ジャケットとの相性も良く、ビジネスシーンからカジュアルまで幅広く活躍することができます。
価格 | 15,400円(税込) |
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サイズ | S・M・L・LL |
素材 | ウール 100% |
原産国 | 日本製 |
C MOCK NECK ウールTシャツ
C MOCK NECK ウールTシャツは、洗練されたモックネックが特徴のウール素材の長袖Tシャツです。
上質な日本製ファインメリノウールを使用し、スーパー100の質感で、肌触りがとても柔らかく快適です。 余裕と優雅さを感じさせるスタイリッシュなデザインに仕上げました。C MOCK NECKウールTシャツは、あなたの大人のスタイルをより一層引き立ててくれます。
ビジネスシーンからカジュアルなお出かけまで、幅広いシチュエーションで着用できます。モックネックが首元をしっかりとカバーし、チクチク感もなく快適な着心地を実現します。 オフィスでの大事なプレゼンテーションやデートのおしゃれなディナーなど、優雅で落ち着いた雰囲気を醸し出し、あなたのファッションセンスを格上げしてくれます。
価格 | 17,600円(税込) |
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サイズ | S・M・L・LL |
素材 | ウール 100% |
原産国 | 日本製 |
まとめ
今回は、メリノウール・ウール・カシミヤのそれぞれの特徴と違いを紹介いたしました。 どの素材を選ぶかは、使用される方の好み、お買い求めやすさなどによって変わるかと思います。 この記事を参考にそれぞれの特徴や違いを理解し、ご購入頂けますと幸いです。